猫がストーカー化する理由♪甘えん坊愛されたがり私だけを見て!

飼い猫が後をついてまわって困る、なんて話を他人がしていると、「何それ自慢」と言いたくなるわたしです。

友人のお家のワンちゃんがトイレまでついてくるとかわいくてたまりません。
「ダメだよもう」なんて言いながらデレデレです。

実家の猫は母にべったりで、夜寝るときなんか貼りついて離れなくて困るのよう、腕がしびれちゃって、なんて自慢されています。
困っているようには見えないんですけど。

なぜ猫が飼い主をストーキングするのでしょうか。

ヒトのストーキングは犯罪ですが、基本は男女の間で起こりがちな関係が、猫との関係にも似ているように思えます。

ストーカー猫タイプその1.甘えん坊タイプ

大人になりきれない甘えたがりタイプ。
ネコの幼児性が強いと、分離不安というほどのものではなくとも、母親的存在である飼い主さんを追いかけるようです。

人間でいえば冬彦さんタイプ?(古い!)

飼い主さんを束縛したい、監視下に置いておきたい、と思っているかもしれません。

ストーカー猫タイプその2.愛されるより愛したい

「押してダメなら引いてみな」とは古代から男女間で使われてきた由緒正しき歴史ある駆け引きの方法ですが、猫も引かれると追いたくなるようで、かまって欲しくて飼い主さんをつけまわす、ということもあります。

別に冷たくしているつもりはなくとも、家事で忙しくしているときや、学校や会社に行かなくてはならなくて急いでいるときなど、他のことに気を取られているときに限って猫がまとわりついてくることってありませんか?

ストーカー猫タイプその3.わたしだけを見て

猫は結構なヤキモチ焼きです。
他の猫や犬、もしかするとヒトでも、をかわいがっていると、間にすうっと入ってきたりします。

「わたしを見れ」
「撫ででいいぞ」
と、ええっ今?というタイミングでカットインしてくるのが猫という生き物なのです。

広げた新聞の上でゴロンとなるのも、「わたしを見なさい」と言っているのかもしれません。

その場合は猫の言う通りにしてください。

うちの猫がストーカーになるとき

他人が飼い猫にストーキングされて困る、という話が自慢にしか聞こえないわたしです。

ネコにストーキングされて何が困るというのでしょう。
ネコストーカーウェルカムです。

基本うちの猫はクールなので、ストーキングするのはごはんの時間が近くなってきたときくらいです。

でも時々入浴中、お風呂場までついてきて、浴室と脱衣所の間の曇りガラスの入ったドアの前に貼りついてわたしを待っています。

ストーカー猫

中に入りたいのかと思ってドアを開けても絶対に入ってきません。
何せ彼女はお風呂が大嫌いですから。

わたしが恋しくてついてきちゃったのかな、なんて思っていましたが、よく見るとガラスに跳ねた水滴がつーっと垂れるのにじゃれて遊んでいるのでした。

3.6kgが立ち上がったりしつつドアをバンバンやるので結構な音がしますが、さすがにガラスが割れることはないと思います。
面白がってシャワーの水をわーっとかけてやったりしますが、飽きるとわたしが上がるのを待たずにさっさと撤退していきます。
ああ・・・。

ゴハンのときだけ誰にでもストーカー

クールな飼い猫に翻弄されている飼い主ではありますが、家を空けることも多々ありますので、あまりストーカーが過ぎる猫だとおちおち出かけられないからクールでいいや!と開き直っています。

それでも夕方に帰宅するとわざわざ玄関まで出迎えてくれるし、それはごはんが欲しいからなんですけど。

一度クロ〇コヤマトの配達員さんと玄関前で出くわして、重い荷物(たぶんお米でした)を
玄関の中まで運び込んでもらったときなんか、待ち構えていたところに入ってきた全く知らない初対面の配達員のお兄さんに「ごはん早くよこせ」とスリスリしていました。

あ、そうですか、誰でもいいんですね。

旅行中お世話を頼んだりすると「ごはん食べてくれなかったらどうしよう」と頼まれた方は心配しますが、うちの場合心配には及びません。

「めっちゃフレンドリーに出迎えてくれた!」
そうです。

飼い主以外の人には全く慣れない猫じゃ、非常事態のときとか困るもんね!と、「カリカリをくれるでかいやつ」くらいの認識しかないんじゃないの、なんて寂しい気持ちを無理やりポジティブにしている、かわいそうな飼い主です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする