今年もうかうかしていたらもう5月。
メダカを飼育している人にとっては一番楽しいシーズンかもしれません。
そう、産卵シーズンでございます。
そして例年通り、今年もホテイアオイの準備を怠っていた私です。
ホテイアオイを買うためだけに外出するのもなんなので、お家にあるものだけでなんとかしようと思います。
100円ショップすら行きません、ゼロ円です。
で、家にあるものでメダカが産卵しそうなもの・・・
・洗顔用泡立てネット→洗顔に使用中なのでダメ
・皿洗い用スポンジ→皿洗いに使用中なのでダメ
・その辺に生えている植物→その辺にシュロの木とかないのでムリ
そこで目に付いた棕櫚でできた園芸用ロープ。
我が家のシマトネリコは2階の屋根まで届く高さなので、台風シーズンに枝が折れたりしないようロープでベランダの手すりなどに固定していますが、シュロ製ロープは見た目はいいけど非常に結びにくい。
これを使ってメダカの産卵床を作ることにしました。
園芸ロープでのメダカ産卵床の作り方
先ずは束ねて、よってあるのをほどきます。
お湯につけてアク抜きします。
結構お湯が茶色くなります。
水中ですと細かくほぐしやすいです。
4~5時間おいたらメダカ鉢に投入しました。
右上に写っているニラみたいな草はニラです。
ニラに卵産んでくれたらいいのに。ニラタマ。
ホテイソウが最強なのはわかっているので、ホテイソウが手に入るまでのつなぎでまずはこれでお願いしたいと思います。
このシュロの産卵床を入れても、浮草の根っこや鉢底のごみにまみれてタマゴを発見することも多いので、うちのシロメダカはあんまりシュロ好きじゃないみたいです。(作った意味)
市販のものとだいぶ違うから、今後改造するかもしれません・・・。
自作メダカ産卵床への産卵状況
その後の報告です。
意外と(?)ちゃんと園芸ロープ産卵床にタマゴを産み付けています。
最初の鉢への入れ方だとロープの間に親メダカが入り込みづらそうだったので、ちょっともわっと広げるような感じで入れなおしました。
上の方の写真との違いはわかりますでしょうか?
・ロープの長さを少し短くカット
・ぶわっと広がって間にメダカが入り込めるようにセット
ロープの長さは長くても、間にメダカが入り込めれば問題なかった気もします。
無事産卵されていました!(赤丸部分)
水滴と区別がつきにくいですが、タマゴはちょっと黄色っぽいですね。
毎日「うわぁこんなに産んでる!」と大喜びでとろうとして、水滴だったの繰り返しです!
この睡蓮鉢にシロメダカは6匹いて、うち1匹は昨年の秋口に生まれてまだ小さい子供なので、繁殖可能なのは5匹です。
別の睡蓮鉢にも6匹のシロメダカがいます。
我が家のメダカは全部シロメダカ、あわせて12匹です。
里子に出したり、台風によるちびっこコーナー転覆事故で金魚に食べられちゃったりして毎年血眼でタマゴ採ってる割に増えませんが、5年位前に群馬の道の駅で購入して連れ帰った5匹が始まりです。
最初の5匹が入っていたのがこの鉢なのですが、さすがにもう群馬の子はいないと思われます。