身近な天才動物カラスは未来を考察しホシガラスはアイドルになる

太るとわかっていても、お腹がはちきれそうなくらい食べたい衝動を抑えられない人間です。

カラスには自制心があるそうです。
目先のことに捕らわれることなく小を捨てて大につくのです。
スウェーデンの研究チームがアメリカの雑誌に発表しました。

カラスの小を捨て大に就く精神

石を入れる→大きいエサをもらえる

というシステムをカラスに理解させたうえで、この「石」の部分に余計な選択肢を与えます。

「石」「鉄パイプ」「少しのエサ」

さあ選べ、とカラスに言うと、じゃあ、と「石」を選択したというのです。
「少しのエサ」じゃないのかよ!
わたしだったら「少しのエサ」を頂戴したうえで「石」で大きいエサをゲットします。
わたしって天才!

わたしが人類のはしくれなのはともかく、カラスのこの小を捨てて大につく考察力は予想以上じゃあございませんか。
そのうちコメを育てたりダムを造ったりしそうです。
自販機でジュースを買うカラスがいるという噂も本当かもしれないし、ジュース代を稼ぐためにアルバイトするカラスがいるかもしれません。

類人猿の賢さはチンパンジーの実験でよく見ますが、チンパンジーは何かをするとき、判断力の早さに驚きますが、カラスの場合はじっくり頭で考えているように見えます。
実際どうなのかはわかりませんが、頭を傾げて考え込んでいる様子は、どうにも只者じゃない感を隠し切れないのです。

カラスに朝三暮四は通用しない?

「朝三暮四」というのはもともと中国のことわざで、目先のことにとらわれて結果に気づかないとか、口先だけでごまかすとか、そういう意味合いですが、もともとは男がサルにトチの実を与えるにあたってサルに朝3つ夜4つじゃ少ないと文句を言われ、「じゃあ朝4つ夜3つでどうか」と提案したところサルの方は「それならいいよ!」となったのが語源です。

サルをバカにしたことわざな感じですが、動物は「今」を生きていますのでサルがバカなわけじゃなく、「今」が朝なのか夜なのかで回答は違ってくるとわたしは思います。

ところがカラスは違うようです。

後先ちゃんと考えています。
鳥にも動物にも食べ物を隠しておいて後で食べる系のヒトたちっていますもんね。
リスの隠した木の実から森ができ・・・わたしの小学校の担任の先生も教卓の中によくカビパンこしらえてました。

滑り台で遊ぶカラスを見ていた

子供の頃、家の前の公園の滑り台でいつも同じカラスが遊んでいました。

遊ぶ、というのは高度な脳みそがないとできない行為です。

片足が悪いカラスでしたので、いつも同じ個体だというのはすぐにわかりました。
滑り台で遊ぶといっても自身が滑り降りるのではなく、石を転がして、滑り台を下に転がり落ちた石を拾って、また上から転がすのです。

人間がやっていたら心配になる様子ですが、カラスのそれはただただ「天才か・・・」と周りを感心させました。

かわいかったなぁ、あのカラス。

カラスの恩返し?

鳥が大嫌いなはずの友人はケガをしたカラスの子を助けたその日、絶対にやらかしたはずの仕事上のミスが何故かなかったことになる、という不思議な体験をしました。
これはカラスの能力云々じゃなくてもはやオカルトの世界ですが、わたしにはカラスの精は現れなかったようです。

ゴミ捨て場を荒らすカラスに、毎朝挨拶を欠かさずしていたらゴミを荒らすのをやめた、というニュースもありました。
話し合いで解決です。
人間同士でも難しいことかもしれず、戦争は世界からなくなりません。
話の分かるカラスなら、これほど平和的でローコストな対策もないのではないでしょうか。

本当にいた!くるみ割りカラス

道路を走る自動車にクルミを割らせるカラスは有名です。
道路上の自動車のタイヤ位置あたりにクルミを置き、クルマに轢かせて割れた中身を食べるのです。

わたしも長野県内で出会いました。
納車して3か月ほどの新車でした。
当てるなよ、絶対当てるなよ~!
でもカラスがボディを狙って落としたらクルミは割れないわけですから、ちゃんと車が通るタイミングを見て落としているのです。
ところが道路のど真ん中に落ちてしまいましたので、轢いてやることができませんでした。
「車に当てたらお前を撃ち落としてやる」と言った家人は非常に小さい男だと思いました。

ヒゲワシという愛らしい鳥がいますが、カメを空中から落として食べるという技をお持ちで、定期的にこれに当たって亡くなる人がいるとか。
クルミで亡くなることはないかと思いますし、カラスはクルミが人に当たったら自分がクルミの中身にありつけないことを理解していそうです。

ほぼカラスなのに人気者のホシガラス

ホシガラスという鳥をご存知でしょうか。
「ソロモンの指輪」を読んだことのある人にはお馴染みですね。
ほぼカラスなんです。
羽の色がちょっとだけ違っていて、星模様が入っているからホシガラスというのです。

標高の高い場所に住んでいて、登山者たちのアイドルです。
姿を見せると、皆カメラを向けます。
「ゲーゲー」としゃがれ声で鳴くのもかわいいです。
ほぼカラスなのに扱いが違いすぎて、カラスの代わりに泣きそうになります。

カラス,自制心

カラス。
ゴミを荒らしたりして嫌われ者ですが、カラスにしろ野良猫にしろ、荒らされるような
ごみの出し方する人間が悪いのです。

カラスの顔をよ~く見てみてください。つぶらな瞳。可愛い顔です。
あの顔で実に色んなことを考えているのです。

カラスがお墓で何かしているのでカラスが立ち去った後で見に行くと、お花を挿す入れ物に
バラバラになったハトがぎゅうぎゅうに詰め込まれてました。
一緒にいる人の悲鳴を聞くのが面倒くさいので「何?何?」という言葉を無視して「なんでもない」で済ませました。

カラスは愛すべき存在です。

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