雨の日に外出していると、嬉々として水浴びに興じるカラスやスズメに出会うことがあります。
鳥類はなぜこんなに水浴びが好きなのか!
我が家にはメキシコシロガシラインコがいます。
彼も例外ではなく、水浴び大好きなのです。
インコは脂粉と呼ばれる白い粉が出るので、水浴びしないでいるとな~んか曇った感じのインコになっちゃうのです。
ちなみに脂粉と呼ばれてはいるものの、それほどギトギトギラギラ脂っぽい感じはありません。
目次
インコの水浴び最適シーズンはいつ?
水浴び好きなインコにとっては夏は最高は最高の季節です。
外で思う存分水浴びさせてやっても風邪を引くこともありません。
しかし真夏の直射日光はさすがのインコでも熱中症になりそうで心配です。
インコの水浴びに一番適しているのは5月、6月、9月くらいなのかもしれません。
我が家のメキシコシロガシラインコは、真冬でも掃除機の音にテンションが上がると飲み水用のお皿から頑張って水を浴びています。
エアコンで温度をキープしたうえで、霧吹きで水を吹いてやると喜んで羽を広げて水浴びします。
冬は水浴びの後に風邪をひかないよう、暖かくしてあげてくださいね。
冬だからってお湯で水浴びさせると脂分が抜けちゃって風邪ひくので水浴びはシーズン問わず、必ずお水でしてあげましょう。
脂粉で汚れるのはインコ本体だけではありません
水浴びのメリットはインコ本人の楽しみだけではありません。
脂粉はケージを汚しますが、雑巾でのふき取りや掃除機で吸い取るだけではなかなかさっぱりしないので、ケージごとシャワーをかけてしまうと一石二鳥・・・鳥!さっぱり綺麗になります。
ケージ内に装着するオモチャ類も、プラスティック製の水洗い可のものにするといつでも清潔に保つことができます!
私は汚れが付きにくいステンレス製のケージを使用していますが、水洗いするとピカピカになって気持ちがいいのです。
住人のメキシコシロガシラインコ本人がどう思っているかはわかりませんが。
インコを水浴びさせる際の注意点
外敵はいないか?
私の場合、暑い季節は野良猫が入れない2階ベランダにケージごと出して、ホースでジャバジャバ水をかけます。
家猫はベランダに出られないようドアは閉めておきます。
中にも外にも敵がいて大変な環境です。
出す前にはすぐ近くにカラスがいないかチェックします。
近所の子供たちが遊んでいたりしない方が好ましいです。
インコが反応して一緒に騒ぎだして近所迷惑になりますので。
脱出はできないようになっているか?
インコが逃げ出すともうそれは今生の別れを意味します。
ケージは金属部分を組み合わせて使用しますが、この組み合わせ部分がきちんとはまっているか、出入口はナスカンで止まっているか、餌入れ部分は洗濯ばさみでロックしてあるか。
とにかくインコが脱走できそうな隙間がないか。
ベランダやお庭でインコちゃんに水浴びさせる場合は全部確認してから外に出すことをおすすめします。
強い水流の直撃はやめたほうがいいらしい
強い水流でインコを直撃する人はいないと思いますが、インコの水浴びの時、鼻から大量に水が入ると病気になるとか。
弱めの水流で弧を描くように美しい流線形で水浴びさせましょう。
インコは嬉しいときワキワキと前のめりになります。
インコがこの前のめり体勢で水浴びできるようにしてあげましょう。
インコの水浴び後の乾かし方
犬猫のシャンプー後の自然乾燥は許せない私ですが、インコはいつも自然乾燥(放置ともいう)です。
ただし真夏の直射日光直撃は危ないので、ケージの上に使った雑巾を置いて日よけと雑巾干しを兼ねています。
自然乾燥中もお腹が空いたらかわいそうなので、餌とお水は用意しておきます。
インコというやつは本当に水浴びが大好きです。
冬はお風呂場で水浴びして、暖房でガンガンのお部屋で乾かしたり、霧吹きで地味に水をかけてやったりしていますが、春と秋ごろの25度位の気温の晴れた日は本当に水浴び日和で、
太陽の下でぼさっと膨らんでぼーっとしているインコを見ているとほんとにうちに連れてきてよかったなぁと思います。
本人はどう思ってるのかな?
脂粉が鼻にたまって鼻くそになっているインコを水浴びさせると、鼻の穴がすっきりしてイケメンになります。
鼻の穴が隠れている種類のインコちゃんだとこの鼻くそ除去のビフォーアフターのお愉しみがないのがちょっと残念ですね。