ペットは飼い主の鑑?なぜ似る?おデブな人の犬が太る理由

うちの子私にそっくりなの。
ペットを飼っている飼い主さんがよく言います。
たぶん血縁関係はないはずです。

ネコちゃんはお家の中にいることが多いですが、ワンちゃんはお散歩で飼い主さんと出かけることが多いので、飼い主さんとセットで観察されることも多く、見知らぬ人とワンコを見かけて「似てるな」と微笑ましい気分になることもしばしばです。

犬と飼い主が似てくる根拠

動物病院に勤務している人々の間では、よく飼い主さんとペットは似ていると言われています。
あくまで世間話程度のことですが。

神経質な飼い主さんのペットは神経質なことが多いです。
診察中にペットを離したがらない飼い主さんのワンちゃんは分離不安からか、ワンワンよく吠える子だったりします。

カリスマドッグトレーナーのシーザー・ミラン氏も、犬をしつける上で、しつける側の人間が落ち着いた精神状態であることを重視しています。
シーザー氏はよく他人の犬のしつけに出張する際、自分の飼っているよく落ち着いた犬を助手として同伴していますがこれは犬の落ち着いた空気が他の犬へも伝わるからという理由からだといいます。

犬に関しては、この、飼い主の精神状態が伝播する、という現象が「犬と飼い主が似る」の根拠となっているのかもしれません。

問題行動が見られる犬の飼い主さん自身の性格をご自身で分析してもらうと、神経質だったり短気だったりという傾向があるようです。
完璧な人間などいませんし、自分自身に短所などない、という人ほど問題かもしれませんが、これもなかなか興味深い結果です。

ペットと飼い主はルックスも似てくる?

ペットと飼い主は似る?

血縁関係になくても似てくるというのはよく人間の夫婦間でも言われていることです。
同じものを食べ、同じ場所に住み、行動パターンが似てくると顔つきや体型が似てくることには納得してしまいます。

同じことがペットにも言えるかもしれません。
太っている飼い主さんのペットは太っている傾向があるとか。
自分に似ているから可愛い、というだけではなく、食べたいだけ食べる、という生活習慣をそのままペットに当てはめてしまえば、欲しがるだけ与え、結果ペットも肥満気味になってしまうのでしょう。

短髪で細マッチョな男性がジャックラッセルテリアを連れていたり、ロングソバージュの女性がトイプードルを連れていたり。
なんとなく似てるなぁ、と思って微笑ましくなります。

突発的な出会いでペットと暮らし始めることになる飼い主さんも多いでしょうが、計画的に「絶対この種類を飼う」と決めてからペットと暮らし始める方もいらっしゃいます。
自分自身でその種類を選択するとき、自分の好みのタイプの犬種または猫種を選ぶわけです。

特に犬の場合、チワワとセントバーナードではかなりタイプが違います。
実際は犬種による特性をよく理解したうえで犬種を選択するべきですが、言ってみれば選び放題なわけです。

大概の飼い主さんが住宅事情や運動量、暑さ寒さの適性、等を考慮したうえで自分好みの子を選んでいることでしょう。
力の弱い女性は小型犬を選ぶかもしれないし、大柄な男性は大型犬を選ぶかもしれません。
その結果他人から見て「似てる!」と言われるのかもしれませんね。

ペットと飼い主は似る?

知人に、飼育したペットが全て狂暴になる、という人がいます。
犬猫はもとより、カメやハムスターまで狂暴になるそうです。
飼い主の精神状態が重要ですよ、と指摘すると激しくキレられそうで怖くて言えません。
かくいう我が家の猫もなかなか狂暴なのです。
何事にも例外はつきものです。が!
穏やかで落ち着いた飼い主さんのペットは穏やかで落ち着いているのでしょう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする