フクロテナガザルのケイジ君だけじゃない!変な鳴き声の動物たち

その声を、文字に起こすなら「あ”------」でしょうか。
名古屋は東山動植物園で大人気のフクロテナガザル、ケイジくん。
テレビ番組でさらに有名になり、志村けんに似た叫び声に魅了される人々が続出中!です。

イケメンに負けない人気のケイジ君

東山動植物園では、フクロテナガザルのケイジ君の声が聴けるポストカードを販売したところ、とっても売れ行きがよく、それまで大人気だったイケメンゴリラ「シャバーニ」さんのポストカードの売り上げを抜いちゃったそうです。
ちなみにこのシャバーニさん、本当にイケメンなのでぜひ一度会いに行ってみたいです。
言葉がない分、マイナス要素がない、完璧なイケメンなのです。

ケイジ君の声が聴けるポストカードには、裏にQRコードがついていて、それを読み取ると約30秒間の「あ”ーー」がダウンロードできるそうです。
お店を出るとすぐにあちこちのスマートフォンからケイジ君の声が響き渡っていたそうですよ。

フクロテナガザル,ケイジ

叫ぶビーバー?いえ、グラウンドホッグです

一部の方々に人気の「叫ぶビーバー」動画。
本当に怖いとき、あんなに声出ないんですけど、と言いたくなる、アメリカドラマでよく聞く女性の「キャーーー」という悲鳴によく似た鳴き声で叫ぶのは、ウッドチャックもしくはグランドホッグと呼ばれるマーモットの仲間です。
どこかからあの声が聞こえてきたら、思わず緊急通報しちゃいそうですね。
ちなみにこのグラウンドホッグ、アメリカやカナダでは「グラウンドホッグデー」という祝典があって、毎年2月2日にグラウンドホッグが冬眠から覚めて、自分の影を見て驚いて巣穴に戻るかどうかで春の到来時期を占うのだそうです。
グラウンドホッグを飼育していない動物園ではミーアキャットやプレーリードッグ、ハリネズミが代役を務めるんですって。結構適当!
日本には啓蟄がありますが、これはもう決まった時期ですね。
ビーバーの叫び,グラウンドホッグ

サルかと思ったらハクビシンでした

意外と身近なところでも、「何この声?」なんてことは起こります。
横浜市内の住宅街で、暗くなると聞こえてくるその声は、明らかにネコではなく、野鳥でもありませんでした。
自分が知っている動物の声ではサルの声が一番近いような。
そんな謎の声が響き渡ってしばらくしたころ、ついに警察沙汰になったのです。
屋根裏にハクビシンに住み着かれたおばさんが、出動してきた警察官に「そのピストルで撃ち殺して」と懇願していました。
はい、と市民に従順なクレイジーポリスじゃなくてよかったです。
おばさま曰く、池の鯉が盗まれたとか、屋根裏が超うるさいとか。
うるさいのは確かですが、池の鯉の犯人は本当にハクビシンでしょうか。
冤罪の可能性が高く、真犯人と思しきでかいネコがうろうろしていたような。

ハクビシン,鳴き声,うるさい

ケイジくんは警戒したときにあのすごい叫び声を出すそうです。
グラウンドホッグも本当にヤバイ時に叫ぶそうです。
共通言語を持たない動物の間でも、なんとなくの感覚は共通だと私は考えています。
怒っている、喜んでいる、は言葉がなくても伝わるものです。
叫ぶ、という行為も危険を知らせる大切な役割があるのです。
あんまり面白半分に叫ばせるのもどうかと思いますので、ポストカード買うのもいいですね。
シャバーニさんもぜひよろしく!

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