遊ぶ、という行為は、頭脳の優れたもののみに与えられた崇高な行為なのかもしれません。
いつもテスト0点だったら遊んでる場合じゃないもんね!
猫も遊ぶ、カラスも遊ぶ。
うちのメキシコシロガシラインコも遊びます。
小動物を扱うショップや、鳥専門店(こんぱまる等)に行くと、売られている鳥たちのケージに入れられた玩具を見るのも楽しみのひとつです。
へーこんなのあるんだ、とか、へーこんな風に使うんだ、とか。
大型鳥と小鳥ではまた違うし、その違いも面白い。
そりゃあセキセイインコとヨウムじゃ破壊力が違いますわ。
で、うちのメキシコシロガシラインコですが、我が家に来て10年の間に、色々なインコ用オモチャを買い与えてみました。
かじるのが専門なので、口に入れても大丈夫そうなのが好ましいのですが、うちの猫と違って何でも食べちゃう鳥ではないので、
プラスチックのものもかじるけど飲み込まないのでまぁアリ、ってなゆるい感じで、いわゆる「小鳥のおもちゃ」を色々と与えてみましたが、
定番化したのはいわゆるインコ用の何かではありませんでした・・・。
インコも大好きな永遠の定番、犬用のホネガム
苦節10年、あれこれ与えた結果、我が家ではこれが最強という結論にいきつきました。
減らない、壊れない。
いや壊れるのに時間がかかる。
すごくかかる。
そして安い。
食べても安全。食べないけど。
見た目もパステルカラーとかじゃなくてダサくない。
鳥かごの上に置いておけば、逆さまにぶら下がって作業するので足腰が鍛えられる。
そして何より本人いや本鳥がたいへん気に入っており、執着しすぎて時々癇癪を起している。
自分の思い通りにならなくて。
鳥かごの天井部分に2つ置いてあって、それをインコが内側からつついて鳥かごの外側に落っことす、というゲーム。
つつきながらかじりながらだんだん減っていって、手前のガムはもう半分以下のサイズに。
ただ落とすだけだと難易度が低いので、奥側のガムはチェーンでつないである程度以上は動かないようにしてあったりして。
(いじわる)
(人間が)何かに集中しているときに突然ガシャーンとガムが落ちる音がするとビクっとなります。
ネコもビクっとしています。
「ラーク」(山での落石コール)的な掛け声が欲しいところです。
プラスチックの輪っかも写っています。
これはあまり遊びませんが、時々キレてクチバシにくわえてブンブン振り回しています。
ペットショップで見たインコちゃんはもっと楽し気に遊んでいたから買ってみたんだけど、うちのインコ的には八つ当たり用品らしいです。
人間がゴミ箱蹴っ飛ばす的な。
インコは色を識別できるので、カラフルなものもあった方がいいかな、的な考えで入れてありますが、木の製品と違ってかじって減らないし水洗いして色落ちもしないのでなかなかいいです。
かじり木コーンは最愛のおもちゃ
これが好きで好きで、目を吊り上げてかじりまくってLサイズが3日持ちません。
もうかじり木ジャンキーです。
かじったカスが鳥かごの内外へばらまかれ、飲み水の皿や餌入れにちりばめられ、そりゃもうかじり木祭りです。
すごい勢いで消費しますので、我が家の家計がかじり木破産しそうで、忘れた頃にたまに与えています。
お誕生日いつかわからないけど、もしお誕生日パーティーができるなら、これにローソク立ててあげたいくらいです。
こんなに好きになれるものがあって幸せだね。
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ハンドメイドできるインコのおもちゃ
以前動物好きの友人が遊びに来る際に、インコと猫にお土産持ってくから何が好き?と聞かれ、お金使わせるの悪いし、本当にうちの子達が好きなので、
「ペットボトルのふた」→猫が一人でじゃれて遊んでる、
「はりせん」→インコがかじって遊ぶ、
と伝えたところ、当日友人がどえらい豪勢なペットボトルの蓋に穴をあけてつなぎ合わせたシャンデリアみたいなもの、と、カラフルシャレオツな手作りはりせん、を持ってきてくれました。
ネコはシャンデリア状のペットボトルの蓋はいらんと言うので、急遽インコのおもちゃとなり、それは長い間楽しまれていました。
鳥用の玩具って、鳥かごの天井から吊るす、カラフルなカワイイやつとか、小さなものでも600円とかして結構高価で、しかも結構すぐ壊しちゃうので、手作りもおすすめです。
・ペットボトルシャンデリア
→ペットボトルの蓋にキリで穴をあけたものを
タコ糸でつなぐだけ。
・紙袋ハリセン
→ショップの紙袋をハサミで開いて、
ハリセン状に折るだけ。
半分に折って鳥かごの外側からセッティング。
紙の厚さがうちのはショップ袋位のが一番好みだけど、広告でも新聞でも。
・サランラップの芯、トイレットペーパーの芯
→そのまま与えてもあまり興味を示さないが、ハサミでタコさんウインナ状に切り込みを入れるとあらこれいいじゃない。
・ビーズネックレス
→人間の子供用ビーズ
(クリップみたいにつながるやつ)をただ繋げたもの、瞬殺。
誤飲は怖いので、口に入らない大き目サイズを選び、破壊してバラバラにしたら即回収します。
インコのおもちゃに要注意なもの
鏡
インコのおもちゃとして市販もされています。
楽しそうに遊ぶインコもいますが、発情してしまうこともあるので注意が必要です。
雌雄とも、無駄な発情は生殖器系によくないようです。
鈴
これも市販品についているものも多くありますが、わたしは避けています。
オカメインコのクチバシが鈴の割れ目にはまってしまって、病院に駆け込んでいる様子をテレビで見て怖くなりました。
チェーン(鎖)
鳥かご内に吊るそうとすると避けられない道具ですが、インコの足が絡まないサイズのチェーン(の輪っか)にした方が安全だと思われます。
木(木製品)
インコは木をかじるのが大好きですが、木の種類によっては口にすると毒になるものもあります。山で拾ってきたりしたものを使用する際は、それが何の木の枝なのか明らかにしたほうがよさそうです。
動物を飼うと、触れ合うのも楽しいけれど、観察するのも楽しいです。
鳥類は犬猫よりも器用に細かい動きをするので、色々な仕草を見せてくれます。
インコも退屈しないで済むし、たぶん彼らには破壊欲っつーものが備わっている気もするので、色々な玩具を与えてみると楽しいですよ!