養老鉄道で「ねこカフェ列車」が走るそうです。
2017年9月10日運転とのこと。
残念ながらもうすでに予約はいっぱいのようです。
養老鉄道では、岐阜県内において、殺処分予定の子猫などを保護し里親を探す活動をされている「こねこカフェSanctuary」と提携し、列車の中で子猫と触れ合える「ねこカフェ列車」を平成29年9月10日(日)に運転します。
近年注目を浴びている猫カフェですが、列車の中を猫カフェとして開放するのは全国初と考えられます。参加代金の一部は、「こねこカフェSanctuary」による殺処分ゼロに向けた保護猫活動に充てられます。また、「ねこカフェ列車」の発着駅となる池野駅では、同日、岐阜県池田町を拠点に動物保護活動団体・個人の支援活動をスタートした「動物保護支援団体KAM」による、猫グッズの販売等のイベント「ハピねこトレインin池野駅」が開催されます。
ぜひこの機会に、かわいい子猫との触れ合いを楽しんでいただき、保護猫活動の一助にできればと考えております。なお、当日ねこカフェ列車にて、猫たちの里親募集も行います。養老鉄道ホームページより
最初に思ったのが「ネコ、電車大丈夫なのか?」ってこと。
電車OKな猫ちゃんを選抜しているそうです。
これは個体差があるので、
大丈夫な子は大丈夫なんでしょうね。
ブリーダーさんから子猫を引き取って
電車移動したことがありますが、
これは電車が大丈夫とかそういう問題だけじゃなく、
慣れた環境から離された不安とか、
閉じ込められたショックとか、
いろいろな要因があるのでしょうが、
移動中の電車内ではか細い声で
ニャーニャーと鳴きっぱなしでした。
心配でたまらず途中で下車して自家用車での迎えを頼んだのでした。
わたしは猫カフェに行ったことがありません。
なにか特別なこだわりや
宗教上の理由があってのことでもなく、
ただなんとなく行ったことがないだけなのですが。
あ、飲み物に猫の毛が入っていそうで
ちょっと嫌なのはあるかも。
我が家ではごはんのおかずに
猫の毛が入ってることもたまにあるけれど。
「ねこカフェ」がこの世に誕生した頃、
わたしの親父が
「キャバクラじゃねぇか」とつぶやきました。
確かに?!
その頃は保護ネコを使った猫カフェではなく、
猫カフェ専属の猫ちゃんが勤務していました。
その後、保護ネコがいる猫カフェが
あちこちに誕生しました。
殺処分になるはずだった猫たちが人々を喜ばせ、
その代償にお金を稼ぐ、
そのうえ猫が誰かのお宅に引き取られていけば、
空いた席にまた新たな保護ネコを受け入れられる。
なかなかよくできたシステムだと思うし、
うちでまた猫をお迎えする機会があったら
行ってみたいとすら思っています。
ただ、そういった猫カフェも
集客ができなければいけません。
今回のようなイベントの開催は
それまで保護ネコカフェの存在を知らなかった人、
行く機会のなかった人が
足を運ぶいい機会になるかもしれません。
鉄道マニアで猫マニアの人とか。
大垣駅から池野駅までの間の運行とのことです。
大垣は水の都だとか。
風光明媚な様子が目に浮かびます。
が、もしわたしが乗車したら、
列車内に猫がいたら景色なんて
見ていられるはずもありません。
お弁当はちゃんと完食するはずですが。
もう私的にはどこの鉄道会社で
どの路線でやっても猫しか見えないと思うけれど、
普段の通勤路線でやられてもなんだかなぁ、
という感じなので、
ちょっとした旅情と猫との出会いと、
といったイメージでしょうか。
そこに鉄分が入る余地はあるのか。
わたしも鉄子ではないけれど、
地方でヘンな電車を見かけたりすると
つい写真を撮ってしまいます。
ネコの駅長さんもいることだし、
その駅長さんに会いたくて
乗車客が増えた路線もあることだし、
鉄ちゃんと猫は意外と親和性が高いのかもしれません。
料金は大垣→池野¥3000、
お弁当、お菓子、お茶(飲み放題)が付くみたい。
駅弁て結構するし(内容にもよるけれど)、
飲み放題のお茶も美濃の名産品だし、
いい価格設定かもしれません。
各40名で、往復運転でお客さんを入れ替える2回開催です。
ネコと一緒に車窓からの景色を楽しみたい人、
本気で一緒に暮らす猫ちゃんとの出会いを期待する人、
どんな方々がチケットをゲットしたのでしょうか。
ありがちなのがただ楽しみたいはずだったのに
何故か猫と暮らすことになっちゃった人、
そんなアクシデントがたくさん起きて、
保護ネコたちが安住の地を手に入れられたらいいなぁと思います。