我が家の玉サバですが、酷暑の夏を終え、元気にクレクレダンスしています。
とても元気で食欲旺盛だし、うろこもきれいだし、あの病気の金魚独特の感じが全然ないのに、一匹が退色して白くなってしまいました。
もはや別人もとい別魚です。
わざわざ3匹を区別できるよう、白、オレンジ、赤、と、3匹全員全く違う色あいの子たちを選別して購入したというのに!
金魚が退色・色抜けする理由
もともと金魚って結構色が変わるものだと思ってたんです。
子供の頃から一番身近な友達だったわけですから(暗ーーい!)
んでも今回のように完全に色抜けして白くなっちゃうなんてビックリです。
↑この写真の一番右のオレンジ色の玉サバが・・・
↑一番奥の白い玉サバと同一人物!
人間の、特に女性は必至に美白美白いいますが、お前はいつのまにそんなに白くなったんだ!
金魚の色抜けする理由はいくつかあるようです。
日光・光量不足でメラニンが生成できない
室内の水槽で飼育されている金魚ちゃんの場合にありがちな理由です。
あまり日当たりの良い場所に水槽設置したら、水温が心配だし、藻が激しく発生しそうだし。
魚の色を考えるなら、UVライトを設置することで予防できますね。
でも家の場合これは当てはまりません。
だってベランダのトロ舟飼育で、日当たり良好です。
底砂・砂利・ケースが白
魚もカメレオンのように周囲の色に合わせて体の色を変化させます。
カレイやヒラメは有名ですが、彼らほどのスピードはないものの、(カレイだって一瞬で変身するわけじゃないけれど)金魚も周りの色に合わせて体の色が変わるとか。
その場合、砂利が白かったり、白い発砲スチロールで飼育していたり(プロっぽい)すると、体の色が白くなっちゃうらしいです。
でも家の場合これ当てはまらないです。
だって黒いトロ舟ベアタンクです。
遺伝・家系で白色が優位
これは説得力あります。
わたしがお酒飲めないのも、宵っ張りなのも全部遺伝。
どんなに頑張ってもお酒強くはならないし、早起きもできないの。
白くなっちゃった金魚の系統は、もともと白色が優位な家系なのでしょう。
そういや家に来たときは「赤」というよりはきれいな「朱色」だったんです。
赤よりは色が抜けやすそうな雰囲気。
そもそも犬の毛色でもあることですが、金魚でも2~3歳くらいまでに色が変化することはままあるらしく、そういえばうちの子もそれくらいのお年頃のような。
なんだかすごく納得しちゃいました。
退色した金魚の色は戻せる?
理由はわかったとして、では対策は?
色揚げ効果のある餌
金魚フードは実にさまざまな種類があって、いやドッグフードには負けるけど、マルチーズ用のドッグフードとヨークシャテリア用のフードって何が違うんだ?って話ですが、犬種特有の好発する疾病に対策してあったりなんかして、よく調べてみると納得なんですが、やっぱり普通の総合栄養食でいいんじゃない?なんて思ったりもしますが。
金魚の餌の話でした。
玉サバ用フードというのも見たことはないですが、そもそも私は金魚より前からいるメダカ用のフレークを与えていたのですが、金魚の色のこと考えるとあんまりよくない気がして、金魚用のフードを買ってきて与えるようになりました。
メダカフードを食べていたのはほんの一瞬です。
金魚の餌、メダカの赤ちゃん用の粉状の餌、成メダカ用フレーク、と三種類使い分けています。
金魚の餌は超スタンダードな金魚の餌以外の何物でもない金魚の餌で、特に色揚げとかは謳っていないものでして、それのせいなのかしら。
金魚の赤い色を構成する成分を金魚は自分の体内で生成することができないので、食べものから摂取するしかないんですね。
で、色揚げ用のフードですが、各社から色々販売されていますが、消化が悪いため水温18℃以上での使用を推奨しています。
ここらへんのブランドは評判いいみたいですけどね。
それにそもそも遺伝的に白が強い系統の金魚にどれほど色揚げ剤を与えても赤くならないそうで。
それならうちの子もたぶんだめなんじゃないかしら。
最初の色はなんだったんだ、って話もありますが、まさか、熱帯魚でたまに明らかに後からつけたでしょこの色、っていう蛍光色のやつとかいますよね、まさかね。
作ろうと思ってもなかなか作れない青水(グリーンウォーター)だと、植物性プランクトンに含まれる色素から色を生成する成分を摂取できるため、やはり色揚げ効果が期待できるらしい。
何かと話題のユーグレナ(ミドリムシ)、人間用健康食品のCMでも見かけますね。
青汁みたいで美味しそう(?)ですが、飲んじゃダメですよ~!
こういうの使えば簡単に青水ができて、メダカの赤ちゃんとか喜びそうですね!
グリーンウォーター、見た目以外はいいことばかりですね。
白くても病気じゃなければ心配不要
結論は元気なら白くてもいいや、って感じです。
なんともいえないオレンジ色が可愛かったんですけど、白くてもかわいいよ。
3匹で相も変わらずすごいスピードでビュンビュン泳いで、台風にも負けず、元気でいてくれるので。
台風による塩害に負けたシマトネリコは葉っぱが茶色くなって落葉が激しいけれど、さすがに金魚やメダカは塩にやられることはありませんで、皆元気にしております。
「金魚 白くなった」とかで調べてみると、白点病他色々な病気の例が出てきてすごく心配になっちゃったけど、単なる退色で白くなることもあるんですね。
ちなみに、加齢で白くなることもあるそうです。
人間や犬と一緒ですね。
見分けが付きづらくなっても、元気でいてくれりゃいっか、っていう何の解決にもならない感じですが、来年の夏あたり、また気が変わって色揚げ効果のある餌を買いに走っているかもしれませんが、そのときはまたお伝えしたいと思います。