シャークアタックを避ける8原則!サメ対策には磁石が有効?!

静岡県磐田市の太田川河口でサーフィンをしていた男性が「サメにかまれた」と通報しました。
左足首に大けがをして入院だそうです。

周辺の目撃者は、まさに「ジョーズ」のあれ、サメのヒレが水面に見えた、と言っていました。
想像しただけでぞっとします。

日本にいる獰猛なサメの種類

ホオジロザメ、イタチザメ、アオザメ、オオメジロザメ、シュモクザメ・・・意外といます。

以前沖縄でダイビングをした際に、ダイビングのインストラクターさんに雑談のつもりで「このあたりってサメとかいるんですか?」と聞いたら「そりゃいますよ、普通に」と仰って、わたしはビビったのですが、そりゃいますよね、普通に。

釣りをする方なんかも、船でちょっと出ると普通にサメの群れを見た、なんて仰ります。
山にクマ、海にサメ、いて何が悪い!ってことです。

自然相手に遊ぶならそれ相応の準備と覚悟が必要ってもんです。
しかし!これらの人を襲うと言われている獰猛なサメの種類を調べても、実際にサーフィンやダイビングや海水浴の最中にサメと出会って、あ、これは鼻の形がアレだから・・・とか、大きさがナニだから・・・とか、冷静に種類を特定できる自信は到底ありません。

相手がジンベエザメでも逃げる自信があります。
いや、さすがにジンベエザメなら喜んじゃうかな。

でも伊豆や三浦の浅瀬でジンベエザメに出会うこともないでしょう。
種類の特定は大切なことですが、日本近海にも人を襲う種類のサメが普通に生息している、という認識を持つことが大切です。

サメ,シャークアタック,サーファー

こんなん怖いわ!

サメに襲われないための8原則

よくサメが近づいて来たら、鼻の先をたたけ、などといいますが、そんなに冷静に対処できるでしょうか?
森のクマもそうですが、遭遇しないのが一番です。

河口など深さが急に深くなる場所で遊ばない

浅瀬には来ないタイプのサメもいます

出血している状態で遊ばない

ピラニアでもよく言われることですね
通常は考えづらいですが、女性の生理は要注意です

獲物を持って遊ばない

水中でモリで魚を捕って、そのままぶらつくのはやめましょう

食べたり飲んだりしながら遊ばない

カップラーメン啜りながら波乗りできたらかっこいいですが、食べかすがサメを呼ぶそうです

光って遊ばない

キラキラ光るものは獲物のウロコと間違えられます

ドタバタ遊ばない

おぼれた獲物だと思われます 優雅に遊ぼうじゃありませんか

ひとりで遊ばない

スイミーを思い出しましょう サメも実は臆病です

早朝、夕刻は遊ばない

サメのお食事タイムです

サーフィンならローカルの人、海水浴ならライフセーバーさんからその海岸の情報を仕入れるのもいいですね。
地元の方々を含め、その海のことをよく知る人のお話を聞くのが一番の安全策だったりします。

サメよけに磁石が有効だという話

サーファー向けの商品に、「サメよけバンド」があります。

これはサメの頭にある生物が発する微弱な電流をキャッチする器官の働きを阻害するもので、磁力を利用した商品です。
なかなか効果を確認するのは難しいかもしれませんが、商品はサーファーやシュノーケルを楽しむ人々に結構評判がよさそうです。

オーストラリアの大学の研究によると、永久磁石を漁業用のかごに設置したところ、サメやエイなどが間違ってかかってしまうことが30%減少したそうです。
これはサメよけといっても、保護対象である希少な種類のサメやエイが間違って網にかからないように保護する目的の実験ですが、磁石がサメよけになることは間違いなさそうです。
でもこの磁石、効き目がわずか20cmほどの範囲ということで、この実験で使用した電気を使用しない永久磁石の場合、持っていたからといってサメよけになるということはなさそう。
それに、サメ同士で餌の取り合いのような事態になってしまった場合は、磁石があっても無視しちゃうそう。

一方で塩ビパイプの中に磁石を仕込んだ柵を設けた実験では、柵の中にサメが入ってくることがなくなったそうです。
サメに入ってほしくないエリアに網を張って侵入を防ぐケースはありますが、網には色々な海洋生物がかかってしまうことになります。
漁師さんの漁具もそうですが、サメも守れるし他の海洋生物も守れる、人間や道具も守れる、漁業の効率化も図れる、と、この磁石を利用したサメよけの方法が確立すれば、メリットはたくさんあるでしょうね。

サメ事故に遭いやすいのはどんな人?

サメは臆病な動物です。
日本でサメに襲われる確率は非常に低く、年に一人いるかいないかってくらい。
しかも襲われた人の中で命を落とすのは15人に一人程度です。
ジャンボ宝くじ1等に当選する確率の11倍だとか。
ジャンボ宝くじ、当選するつもりでいるのでその確率は結構高いような・・・。

ちなみに、サメに襲われた人の6割がサーファーだそうです。
サーフィンをする知人は、地引網にかかったり、どっちが地球側かわかんなくなっちゃったり、なんかおっかない話ばかりします。
サーファーってたいへんなんですね。

海には危険がいっぱい?

海にはサメ以外にも危険な生物がたくさんいます。
わたしはクラゲに刺されたことがありますが、キンカンを塗布したらすぐ治ったものの、刺された直後のあの独特の感覚は「痛い」とか「痒い」とかいうよりはただただ独特のゾゾっとした気持ち悪さで、でもカツオノエボシに刺されたらそんなんでは済まないでしょうし。

シュノーケリングを楽しんでいたら、目の前にウツボがいたこともあります。
沖縄ではウミヘビも見ました。
こわい!

こわいけどただみんな海に生きる野生動物です。
何だか虫なんだか貝なんだかむしろ植物なんだか本当にわけのわからない生き物がいたり、海って楽しいので、サメがこわいからって海に行かないのはもったいないと思います。

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