大腸カメラを楽に受けるコツ!腸管洗浄剤で早く腸を空にする方法

そもそも人間ドックの成績はあまり振るわない微妙なお年頃ですが、とうとう引っかかりました、便潜血。
大腸カメラこと大腸内視鏡検査を受ける方の多くは健康診断の便潜血がきっかけではないでしょうか。
私の周りではこの黄金ルートで大腸カメラをやった人がたくさんいます。
私も含め、皆がズーンとテンション下がりまくるこの大腸カメラ、何事もなかったかのように・・・はムリですが、ちょっとだけ楽に受けられるコツがあるのです。

大腸内視鏡検査以外の楽な検査

最初に私が考えたのは、大腸カメラ以外に方法はないのか、ということでした。

だってこわいもん。

調べてみると、3DCTというものがありました。

3D、つまり立体的に腸を撮影できるCTスキャンです。

CTならいいじゃん!と喜んで調べてみると、どうやら造影剤をお尻から入れるらしい。

造影剤入れるなら、カメラを入れても同じじゃないか?

しかも、ポリープや組織片を採ることができず、採るにはまたカメラを入れなくてはいけないらしい。

てやんでい!だったら最初からカメラ受けてやるぜい!と決心を決めたのでした。

病院選びのヒント

大腸カメラ

便潜血で引っかかったり、何かしらの症状によって大腸カメラを受けることになったら、先ずは検査を受ける病院選びです。

大腸カメラはお医者さんの腕によってだいぶインパクトが違うようです。

上手なお医者様を見つけるのが第一関門です。

インターネットも参考にはなりますが、身近な経験者の口コミがいちばんです。

大腸内視鏡検査には、下剤(腸管洗浄剤)を飲んで腸の中を空っぽにするという過程(これが一番のクライマックスかもしれません)が必ず必要となります。

この「腸を空にする」という過程をどこで行うか、これは病院によって違います。

この過程ではトイレに何回も通うことになるのがポイントです。

病院で腸管洗浄剤を摂取するメリットデメリット

メリット:腸が空になったかどうかをプロ(看護師)が判断してくれる(便のチェック)。具合が悪くなっても安心。下剤を摂取した状態で自宅から病院への移動をしなくてよい。

デメリット:便を他人にチェックされる(恥ずかしい)。辛くても好きなように寝っ転がったり丸くなったりできない。自分ちのトイレじゃない。

自宅で腸管洗浄剤を摂取するメリットデメリット

メリット:自分ちのトイレだから落ち着く。他人に便のチェックをされない(便の色がこうなったらOK!という見本写真をもらえます)。リラックスできる。

デメリット:本当にこの便の色で大丈夫か心配。病院に向かう途中でお腹痛くなったらどうしよう。具合悪くなったときに対応できない。

ちなみに私は近所の先生でカメラの名人がいたので、その個人医院にしました。

腸管洗浄剤(モビプレップ)は自宅で摂取方式。

飲むペースが速すぎて気分が悪くなり、せっかく飲んだ下剤を上から吐いてしまったが、見本と比較して便の色的にはイケる自信があったのでそのまま病院へ。

一番心配していた病院へ向かう途中での腹痛は起こらなかったです。

推奨される便の色になるころにはお腹が空っぽになって便意もなくなると推定。

結論:どこで下剤を飲むかよりも、先生の腕で病院を選んだ方がよい。自宅から近ければなおよし!

病院を決めたら、一度受診して説明を聞いたり、自宅で下剤を飲む場合はその薬剤を購入したりします。

多分費用は2000円弱くらいです。

前日の食事はアイスクリーム?

一度受診して説明を受けると、検査前日の夕食に食べてもよいものについて説明があり、一覧表をもらえます。

うどん、アイス、クッキー、タマゴ等々。

うどんに具や薬味を入れてはいけないし、クッキーも小麦粉のみの素クッキー、アイスも素アイスのみ、要するに繊維質で消化に時間がかかるもの、腸内にカス(ガスじゃないです)が発生するもの全般ダメです。

私は素うどんとクーリッシュとバニラアイス、それにゆでたまごだけの食事を前日のから始めました。

前日朝からの食事制限がポイント!

一般的には食事制限は前日夜からでOKですが、自主規制です。

この自主規制で前日朝から食事制限をしていたおかげで、モビプレップを規定量飲みきる前に吐いてしまったにも関わらず、無事に腸は空になり、検査を受けられました。

朝からの食事制限といっても、断食するわけではないし、罪悪感なしでアイス食べ放題なので、辛さは全くありませんでした。

前日の朝からの食事制限で腸が早く空になり、検査日の下剤がラク!

クライマックスはモビプレップとお茶

大腸カメラ

大腸カメラの辛さの90%は事前の腸を空にする作業だといいます。

腸管洗浄剤(1リットル)と水またはお茶2リットルを用意して、交互にゆっくりと飲みます。

私は用意したコップがでかすぎたせいで、飲むペースが意図せず早くなっていたようで、途中で気持ち悪くなって飲んだモビプレップ(腸管洗浄剤)を吐いてしまいました。

焦らずゆっくりと飲むようにしないと気持ち悪くなっちゃうかもしれません。

浸透圧?の関係らしいです。

モビプレップは梅味のポカリスエットのような味で、決して美味しいものじゃないです。

チェイサーは水かお茶指定ですが、味がついているお茶がいいです。

急須で優雅に淹れている余裕もないので、2リットルのペットボトルをどーんと置いて飲みます。

モビプレップの作用は、市販の下剤(ピンクの小粒とか)のようにお腹が痛くなることはあまりなく、ただただトイレに行きたくなる、という不思議な感覚でした。

これが下剤と腸管洗浄剤の違いでしょうか?

詳しくは割愛しますが、レモンティーになったら合格です。

レモンティーにならなかった場合の最終兵器は浣腸です。

病院で下剤を飲む場合、トイレに看護師さんを呼んでチェックしてもらうそうです。

できれば大腸カメラは夏に受けるべし

モビプレップとチェイサーのお茶、たくさんの水分を摂らなくてはならないため、身体がとても冷えます。

私は2月の朝からモビプレップ&ペットボトルの冷たいお茶を飲みまくったため、自分で制御できない身体の震えが発生し、エアコンをガンガンかけた部屋のホットカーペットの上でもんどりうっていました。

私が大腸カメラのことを思い出すとき、一番はじめに考えるキーワードが「寒い」ですので、それほど寒かったんだと思います。

病気の検査なので自分で時期をコントロールできるかどうかはわかりませんが、私が次受けるならできるだけ暑い季節にしたい。

大腸内視鏡カメラ本番は寝てるだけ

大腸カメラ

いよいよ検査本番です。

お尻のところに切れ目が入った素敵な紙パンツの検査着に着替えたら、まな板の上の鯉になります。

まな板、もとい、検査台の上では横向きに膝を丸めてスタンバイ。

腕に留置針を入れ、鎮静剤を注射され、指に心拍なんかのモニターが付けられます。

私は緊張して手に汗かきすぎて、モニターが何度か外れ、看護師さんが「もういいや」と諦めちゃいました。

全然鎮静してないじゃん、と思ったような気がします。

先生の「じゃあ、はじめますよ~」というゆるいセリフでいざ始まると、思っていたような痛みは全然ありません。

想像では最初の入れるときに痛いのかと思っていましたが、全然大丈夫です。

ぐんぐん奥へ進み、一瞬、S字結腸のあたりで「イテ!」という瞬間がありましたが、本当に一瞬だけ。

「いたい!」と叫ぶとしたら、最初の「い」だけで痛みは消える程度です。

なんだ心配しすぎて損した、と思いました。

歯科で神経を抜く治療のほうが全然痛いし嫌です。

大腸内視鏡はカメラを最初に奥まで入れて、抜きながら目視していきます。

あっけなく検査終了、鎮静剤の中和剤を注射し(何度も針を抜き差ししなくていいように留置針を使うんですね)、少しベッドで横になって休憩させられて帰宅です。

隣のベッドにはいびきをかいて眠っている人がいましたが、体質によってこんなに効きが違うのでしょうか。

検査中ずっと頭は冴えわたっていたのですが、鎮静剤効いてるのでしょうか。

私の次に検査室に入ってきた人は、胃カメラと大腸カメラ同時に、という人でしたが、胃カメラの「オエー」とかいう声も一切なく、シーンと静まり返っていました。

鎮静剤で意識不明だったのでしょうか。

そんな風に周りの状況を観察しつつ、しばらく横になったものの、ボーっとすることもなく休憩する必要ないくらい元気でしたので、「眠くないので帰りたいです」といったら帰らせてもらえました。

費用は3割負担で1万円ちょっとでした。

検査終了後はお腹たいせつに

カメラで生中継しているわけですから、ポリープなどあればその場で切除したり、組織片をとったりするわけですが、私もポリープ等はないものの、一部赤く荒れている場所があったので、その組織を少し採ったということでした。

そういった説明を先生から聞いて、組織の検査結果はまた後日、ということでお会計して帰宅です。

終了後は開放感に酔いしれて、調子に乗ってコンビニに直行して、アメリカンドッグとか食べちゃいました。

夕飯も普通に食べて、翌日になってお腹がしくしく痛くなりました。

油モノが悪かったのか、一度腸を空にしたわけですから、もうちょっと気を使うべきでした。

幸いカメラを受けた病院は近所ですので、すぐに先生に診てもらい、整腸剤とガスを抑える薬を処方していただき、翌日の夜には通常運転になりました。

検査後は油っぽいものは避け、冷やさないようにするのがよいと思います。

苦労よりも得られるものが大きい

目で見て悪いものがないか検査できるのはいいことです。

乳がんや胃がん、大腸がんは目で見て調べられる病気です。

腸に関しては、2~3年に一度大腸カメラを受けておけばひとまず安心です。

健康診断の便潜血で引っかかったけれど、怖いから、面倒だから、と大腸カメラを受けずに放置する人も結構いるらしいですが、思っているより怖くも面倒でもないうえに、得られる情報は多いので安心して受けるが吉、と思います。

腸内洗浄は美容に効果あり?

大腸内視鏡検査を受けたという話をすると、腸内洗浄はどうだったかと興味を持っている女性が結構います。

大腸カメラの検査前の腸を空にする作業は、まさに腸内洗浄です。

はっきりいって、肌が白くなったとか透明感が出たとか、便秘が改善したとか体質が変わったとか、宝くじが当たったとかそういった効能はいっさいありませんでした。

おまけ的な感じでお肌の調子くらい良くなってもよさそうなものですが、吹き出物も普通にできるし、毛穴は小さくならないし、関係なさそうです。

一時的にお腹はぺったんこになりますが、その後通常の食事に戻せば元の木阿弥です。

よく、腸内洗浄で5kg分の便が出たとかいう広告がありますが、ありえないと思います。

腸内洗浄剤を使っても出てくるのは普通の便で、カメラで見た自分の腸壁はつるっと何もついていなかったので、何年分もの宿便が腸にべっとり、とかそういった類の話も嘘なのではないでしょうか。

健康診断の便潜血で引っかかったけど大腸カメラが嫌だから再検査は無視、という人が結構多いので、そんなに嫌なもんじゃないよ、と自分の体験談をお伝えしました。
アイス食べて、梅味のポカリ飲んでトイレ行って、台の上で寝るだけですので、ぜひみなさん受けてくださいね!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする