メダカの稚魚を育てる!ホテイソウの卵採取から保育園システム♪

5月あたりからメダカの卵を拾う日々が始まります。
以前はお腹に卵を付けた雌メダカを網ですくって、おなかから手でそっと卵をこそげ取る、
という方法だったのですが、それだと生体に悪いような気がして、ホテイソウにくっついた卵を取るようにしました。
だいたいうちのメダカ、元気よすぎて網ですくった時点で網から飛び出しそうでこわいんです。
ちなみに群馬県内の道の駅で買ってはるばる横浜まで連れて帰ってきた白メダカです。

我が家では通常は2つ、春から夏にかけては4つのメダカ鉢に加えて卵だけの容器というフォーメーションです。
通常の二つは群馬出身の親の鉢がひとつ、去年までに育ったその子供の鉢がひとつ。
この二つはひとつにしてもいいのですが鉢がそれほど大きいものではないので分けたままです。
春夏にかけて増設されるのは、卵入れのタッパーが一つ、新生児室の鉢が一つ、保育園室が一つです。

メダカ鉢全景

我が家のメダカフォーメーション

メダカの卵タッパー

何の変哲もないタッパーに水道水を入れたもの。
卵にカビが生えないように、毎日換水して、孵ったチビは新生児室へ。
親たちの鉢のホテイソウから卵を取るのは週1~2回のお愉しみ。
根っこの間にキラリと光る卵を指で取る!
宝探しみたいで楽しい。
結構ラフに扱っても意外とメダカの卵って強い。
ちなみにこのタッパーもとはわたしが会社に弁当持って行ってた。
よくこんなんで足りてたなぁ、無理しちゃって!
卵だけど「目」ができてきてブルブル動き出すともう動物的かわいらしさが感じられる。
卵から孵る瞬間は見たことがないのが残念だけどせっかちなのでじっと観察することもなかなか難しい。

メダカの新生児室

タッパーを卒業した魚はこの新生児室へ。
上の写真でいうと猫の飾りがついた陶器の鉢。
新生児はまだ猫の恐ろしさを知らない?
この鉢で粉状のメダカフードをたくさん食べていただいて、わたし判断で卵から孵りたての稚魚を追いかけるくらいのサイズ感になったら卒業して次のステップへ。

メダカの保育園

金魚のプラ池の片隅にネットで拵えた稚魚スペース。
金魚(玉サバ3匹)が非常にアクティブなのだがポンプが付いているのはこの金魚池だけだし、スペース的な事情で間借り中。
この保育園で信じられないくらい成長度合いに差ができる。
同じフードを与えているのにどうしてだ!
もちろん生まれた時期に多少の差はあれど、同時に孵った同級生も確かにいるはずなのに。

メダカの保育園

一匹だけバカでかい

バカでかくなっちゃったのは早々に去年生まれのメダカ達に合流させようかと思ったけどやはり去年生まれと比較すると小さいし考え中。

メダカの親鉢(メイン睡蓮鉢)

ホームセンターで購入した陶器の鉢を使用しています。
ベランダに設置していますので、なるべく軽い方がよいのですが、
プラスティックだと温度管理がよりシビアかな、と思います。
最近はパッと見で陶器だかプラスティックだかわからない、高級感のある
鉢も種類豊富で色々選べますね。

基本的には陶器で外気温の影響は最小限に、(特に暑い夏は重要です)
深さよりも水面の広さ、空気に触れる部分多め、という条件で
環境が許す限り大き目の方が水質管理はしやすいです。
見ているとどんどん増やしたくなってしまう不思議な力があります、睡蓮鉢。

この鉢のホテイアオイに親メダカが産卵したものを採卵するわけです。
産卵床をシュロで手作りしてみたりもしましたが、ホテイアオイの根がお好みみたいです。
何故手作りしてみようと思ったかというと、ホテイソウは冬越しできないことと、
採卵時に根がちぎれて手についてくるのが嫌だったからです。
たいした影響はない、というか全く影響はないのですが、
タマゴタッパーの中に黒い毛のようなものがフユフユと浮くのが気になります。

棕櫚は固すぎて好まれなかったのか殆ど採卵できなかったので、
来年はこれを使用してみようかと思っています。

この青い鉢で群馬出身の白メダカ4匹とどこから来たのか貝が多数暮らしています。
もともと8匹でうちに来て、2年の間に4匹になってしまいましたが、購入した時点で成体だったのでこんなものかしら。
この子達が来てから卵を取って子を増やす楽しみができました。
わたしが子供の頃はタナゴやクチボソ、金魚にドジョウなどを飼育していましたが繁殖はさせたことがなかったので
大人になってから初めての経験です。
タナゴは増やしたくて二枚貝を買ってきて入れたりしていましたが、結局増えませんでした。
60cm水槽に上部フィルタで金魚4匹、ドジョウ2匹、タナゴ2匹てな感じで15年位生きたので、金魚すくいの金魚が弱いってのがいまいち実感できません。
子供の頃から金魚は和金タイプより琉金タイプの方が好みで、それが今の玉サバにも・・・ってこれは金魚の話ですね。

7月に入ったばかりですが、もうすでに息をするのも苦しいほどの蒸し暑さ。
だけど昔の人が涼をとったように、水中を泳ぐ魚たちを見ていると気持ちだけでも涼し気になります。
実際は汗だくだくで水替えしたり卵取ったりしてるわけですが。
家に非常に存在感の強い猫や鳥がいても、なんとなく魚の水槽があるのはいいものです。
それほど精神病んでいなくとも、ぼけっと水中を眺めるのはいいもんです。

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